融資限度額を算定するにあたり、省エネリフォーム工事とその他のリフォーム工事における工事金額を確認する必要があると思いますが、共通でかかる工事(足場・養生工事等)や経費(運搬費・処分費等)については、どのように区分して算定したらいいですか。
Q&A番号:3651
省エネリフォーム工事とは・・・省エネに繋がるリフォームのことで、【グリーンリフォームローン】の要件を満たす工事と、要件を満たさない(=要件工事以外)工事のことをいいます。
その他のリフォーム工事とは・・・省エネリフォーム工事以外で、省エネとは無関係な他のリフォーム工事のことをいいます。
省エネリフォーム工事、その他のリフォーム工事の概要・考え方については、 「融資の対象となる工事」を参照してください。
融資限度額を算定するにあたり、省エネリフォーム工事を行うに当たり必要な付随工事(例:断熱材の交換に伴う壁紙の貼替え、太陽光発電設備設置のための足場設置工事など)に係る費用は、省エネリフォーム工事に含めることができます。
省エネリフォーム工事にかかる経費(例:運搬費、発生材処分費、諸経費など)は、省エネリフォーム工事に含めることができますが、省エネリフォーム工事以外にその他のリフォーム工事を行う場合は、省エネリフォーム工事費とその他のリフォーム工事費の金額按分等により、省エネリフォーム工事に係るもののみを含めることができます。
(例)省エネリフォーム工事(150万円)とその他のリフォーム工事(50万円)で、経費が20万円の場合
→経費20万円 × 150万円/150万円+50万円 =15万円
この場合、省エネリフォーム工事費に15万円を含める(加算)することができます。