<耐久性基準>
無筋のコンクリート(土間コンクリート)を打設することで、薬剤散布による床下地面への防蟻処理を省略することは可能ですか。
Q&A番号:459
省略できません。
無筋のコンクリートでは、打設した面のひび割れが起きやすく、そのひび割れのすき間がシロアリの侵入口になることが懸念されるためです。
なお、フラット35の耐久性基準では、土間コンクリート部分に鉄筋を入れ、かつ、布基礎の立ち上がり部分の鉄筋と一体化(連続化)することにより、ひび割れが起きにくくなり、シロアリの侵入口ができにくくなりますので、薬剤処理を省略することができることとしています。